多動力!?
『多動力』堀江貴文著を読んで
今回は自己啓発の記事になります。
堀江貴文氏の著書を読んでの感想と自分の生活にどのように活かしていけるのかまとめていきます。
私は以前『ゼロ:何もない自分に小さなイチを足していく』(
)を読み、堀江氏の考えにため堀江氏の考えに大きく共感したため彼の考えに寄った記事になっているかもしれません。
今後の世の中はインターネットの進化によって普及によって業界の垣根が低くなっていくと彼は述べる。つまり「業界の枠を超えて活躍していける「超越者」が求められるのだ。ここで重要になるのが以下の2点。
・行動力
・アイデアを進化させる力
①行動力
本の題名にもあるようにとにかく動きながら物事を進めていける力が求められるのか。
私は大きく賛成だ。私は頭の中で十分に計画立てて物事を進めようとすると、計画を立てることに満足してしまい、実際の行動に移らないことが多い。頭でっかちになってしまう。スポーツをしていた頃にもよく自分の師匠に言われたのがとにかくやってみろ、やりながら徹底的に考えればいい。本当にその通りであると思う。
②アイデアを進化させる力
既存のアイデアを掛け合わせて新しいアイデアを生み出す能力が求められる。
この意見にも大きく賛成だ。ゼロをイチにしてしまえば、そこからは掛け算するだけで何倍にもなる。ゼロをイチにする部分が最も難しいんだろうが(笑)。
私の日常生活でも掛け算は発生しているなと思う。今就活性の私の中で
生じている掛け算は
<幼少期から続けている活動×スポーツ経験×運営経験×ナンパクラスタ=就活>
である。抽象的に言い換えると、
<プロジェクト運営に関するPDCA能力×個人単位でのPDCA能力×組織運営能力×コミュニケーション能力=仕事選び>
である。それぞれに十分なスキルがあるとは言えないが、経験はある。経験でさえも掛け合わせることで何倍にもなるなと感じた。
堀江氏は『飽き』を肯定する。飽きるとはその分野に関する能力をマスターしたら感じることであり、次のステージへと進む合図であるからだ。「猿のようにハマり、鳩のように飽きろ。」と彼は言う。選択と集中を具体的に説明してくれていると感じた。
同時に多くの物事を進めることは容易ではない。その時その時でいくつかのことに集中し、完了したら次へ進む。選択と集中は前述した掛け算の話しと重なる部分もある。イチを作って次のステージでまた別のイチを作る。そうすると、自然とそれらのイチを頭の中で掛け合わせて使えているはずだ。
私は沢山やりたいことがある中で何から手つけたらいいのか分からなくなることが多い。私は大学生活で色んな事に手を出し過ぎて手が回らなくなることがよくある。優先順位のつけ方が分からなくなってしまうためだ。
本を読んで、仕事は自分にしか出来ないことのみすればいいのだなと知った。(まだ知っているレベルで体感は出来てない)
自分にしか出来ないことをやるメリットは2点ある。1点目は単純に仕事の分散化が出来ること。他に振る箏で自分の仕事量が減る。2点目は自分にしか出来ないことで自分の価値が高まる点だ。出来るのが自分しかいない=オンリーワンの価値がある。そのような仕事をこなす事で『レア』な存在になる事が出来る。1つの分野で『レア』な存在になるだけでなくいくつかの分野において『レア』な存在にる事で掛け算が発生し更に『レア』度が高まっていく。私もレアな存在になりたい。具体的な記述は避けるが現時点で大学卒業までに4つの分野で成果を出し、『レア』な存在になろうと考えている。
また、『レア』な存在になることで原液になることが出来、何もしなくても自分の分身を量産することが出来る。自分は指示を出す立場になり、他の人たちが自分の分身として作業してくれる。みんなで分担することでより大きなことが達成できる。
ここまで書き出して感じたのだが、この本は
1,自分の中にイチを作る。
2,イチを基に掛け算を行って自分の価値を高める。
3,いくつかの分野で自分の価値を高め、『レア』な存在になる。
4,『レア』な存在になることで仕事の分担もうまくいく。
という流れで全ての項目に相関性があるように書かれているように感じた。いざ書き出してみることでかなり整理できている。
次に、私が本の中で最も共感できた部分は、『ワクワクすること』に自分の時間を使うべきという記述だ。みんなワクワクする時間は好きなはずだ。仕事がうまくいっている時間、小さい頃公園でサッカーボールを夢中になって追った時間、女の子とデートして仲良くなっていく時間、など凄くワクワクする。こんな時は時間が過ぎるのが一瞬だ。今こうしてブログを書いている時も私はワクワクしているため時間の流れが早い。
こんな時間を24時間の内にどれだけ増やしていけるかで人生の質は大きく変わってくるのだろうなと感じた。自分が生きているつもりでも自分の時間を生きている時と他人の時間を生きている時がある。他人の時間を生きている時というのは、他人にやらされている時、受動的な時間。自分の時間を生きている時というのは、自分がやりたいことをやっている時間、能動的な時間。「PUAは常に主体的でなければならない」と某凄腕は言ったそう。まさに自分の時間を生きているんだなと思う。
教養に関して。堀江氏は知識を入れるときはその歴史を掘り返し、国内海外事例を調べ知識の幹(本質)まで考えることが重要だと述べる。そこまで徹底して調べねばならないのかと驚かされた。私は分からないことがあればその場で電子辞書で調べるタイプだが、これまではサクッと呼んで終わりな調べ方をしていた。確かにこれだけでは本質的な部分は理解できないなと感じた。骨を太くしていかないといけないのに、すぐに取れそうな筋肉がついただけである。
就活を行う中で自然とその会社の歴史や扱っているものの歴史など調べるようになった。沢山調べられている訳ではないが、意識が変わるだけで行動がかなり変わったと感じている。
最後に細かいものの自分にとって重要だなと感じた点を。
・メールは重要度の高いものから処理する
・6時間以上寝る
・ストレスを可能な限り少なくして生活する
・長い目で見てどちらの方がいいのか考える。
★まとめ
多動力を読んで大切だと感じたこと、自分が心掛けていることを書いて締めたいと思います。
・自分がワクワクすることで24時間を埋めること
①自分についてよく考える。自分がどんなことが好きなのか自分と向き合う。自分の時間を大事にする。時間の価値を意識する。
②思考の転換。決まり切っていてやらねばならないことはその中に楽しさを見出す努力をする。
③男女関係なく興味のない人との惰性のアポは組まない。
④就活で興味がないと感じた会社は即損切り。
・教養に関して
①就活で会社を選ぶ時に本質まで見るように意識。説明会などで企業担当者が発した中の分からない言葉は全て調べるようにする。
②積極的に人に話してアウトプットする。
今回は自己啓発かつ、ほんのレビューとなってしまいましたが最後まで読んで下さった方、ありがとう御座いました!多動力は漫画版もあり、両方読みましたが、文章→暫く開けて漫画の順で読むと内容を思い出しやすかったです。先に漫画版を読むと自分の経験とリンクさせにくいなと感じたので先に文章を読むことをお勧めします。