KentaroS1220-PUAのブログ

徒然なるままに。

都で散らした秋の想い出

「京都 秋」の画像検索結果

 

2019年、秋口の某日。

 

けんたろはいつものように箱の制服を着て、時間をかけてヘアセットし、ディアと古都にインする。

世界前の喫煙所を挟みファミリーマートストロングゼロを買う。

少し肌寒くなり始めた頃のストロングゼロほど染み渡るものはない。

 

学生時代毎週のようにMに出ては飲んだあの味を思い出す。

当時のウィングと叩きまくった坊主と大した反省も作戦もなく出続けていていた記憶がよみがえる。

 

いつものように泥酔状態までアルコールを入れ、狐in。

いつもの匂い、いつもの人混み、いつもの照明にテンションが一気に上がる。

「やっぱりゴミ箱やな (笑)」

そういいながら3階の喫煙所へ向かう。

Mの箱に比べると本当にゴミ箱だけど通い続けてたらけんたろは狐が好きになった。

行けば行くほど少しずつ惹かれていって、ザ・古都の箱って感じ。

 

 

 

全ていつも通り。

3階と4階を行き来する。サージングという名の地蔵の時間。

 

3階の喫煙所に戻ると、ディアが逆3トーク中だった。

地蔵しがちなけんたろも流石に入る。

  ディア案件は某女子アナ似の小動物系女子。

  けんたろ案件は高身長海外モデル系女子。

2人とも明らかに自分達より歳上だ。

焦りと期待が入り混じる。声掛けのこの瞬間が一番楽しい。

 

けんたろ案件は喫煙者。お互いの火を付けながら和む。

私、頭のいい人が好き

そう話す彼女は美しかった。そして頭がいい。

ハイスぺ女子。あー即りたいと思いながら、けんたろは中身のない話をする。

絶対響いていない。

「変な人だと思った。ずっと話してくるから会話したけど。」

 

実際全く響いていない。

 

2人とも箱は初めてだったそうで、面白くない・疲れたという声が漏れた。

けんたろとディアは掛け合って、初めての2:2パレ搬を決める。

 

パレ搬後、初めての搬送に戸惑ってしまい、流行りの映画の話をひたすらした。(笑)

 

2人は笑ってくれたけど絶対面白くなかったと思う。

そのまま朝まで話した。

 

その日はなにもなく、1日は終わった。

タバコを吸うという名目で外に出てDKを決めたくらいしか結果はない。

 

後日ヨネスケでノーグダ即を決めた。

 

 

 

 

この後この子と毎週会って付き合うのだが、結局今連絡を取っていない。

連絡を取らなくなるまでの心情の変化と改めて思い知ったことを書きたかったのだが、ここで終わり。

 

 

ブログを書きながら聞いている、SIRUP - LOOP (Official Music Video)と温かい紅茶が僕の善心をえぐる。悪魔に魂を売って生きるのは終わり、そう決めた出会い。

けんたろはずっと色を使ってこなかったが、古都に来てから少しずつ色を使うようになった。愛に飢えた。でも間違いだった。そこにいたのは弱い自分と弱さを受け入れられない自分だった。愛されることに依存しただけ。

 

たまに会いたくなる・たまに会って彼氏の、親友の、家族の、仕事の愚痴を言いながら抱かれるだけ。そんなポジションでいい。

 

愛に飢えたけど、人を犠牲にして得た愛には渇きがあった。

 

 

「文章 終わり fin」の画像検索結果